東洋医学から見た不妊とは?

東洋医学では、気・血・水が体を作る三要素となっています。
気とは、生活に欠かせないエネルギー源、血は赤色で体を巡り栄養運搬作用、
水は透明な液体成分で体全体の代謝作用などを司ります。

気・血・水は互いに協調しあいながらバランスを取ることで健康が保たれていますが、
気・血・水どれかに不調が出ると不健康な状態から病気になっていきます。

それと、人には生きて活動していくために必要な「精」という物質が備わっています。

精には二つあり両親からから体質を受け継ぐ先天の精
生まれてから食べ物や空気などで蓄えられる後天の精があり、
この二つを合わせて腎精といいます。


この腎精は、体の成長に深く関わっていて特に生殖機能に影響を及ぼします。

中国の古典では、女性は、7歳ごとに体の変化が訪れると言われ
14歳で生理が始まり21歳28歳で女性らしい体が出来て
35歳になると老化が始まり49歳で閉経に至ると書かれています。

このことから、女性が35歳を過ぎると不妊が多くなる理由としては、
老化に伴い腎精が徐々に減少し、さらに40代になると
腎精の減少が加速され生殖機能の衰えから頑固な不妊になると考えられます。

特に後天の精のアップダウンは、日常生活の中で繰り返される食生活や呼吸などで
左右され体調の変化に大きく関与しますので、
老化の進行を遅らせるという点でもバランスのとれた生活を心掛けることが大切です。

本来女性は妊娠できる機能を備えて生まれてきます。
しかし、さまざまな理由でその機能がうまく働かず衰えてきた時は
東洋医学的な面からのアプローチも有効になります。

いかがでしたか? 不妊症においての鍼灸治療の有効性が研究等で報告されています。不妊クリニックと鍼灸治療を併用される方が増えています。

一成堂では受精、着床しやすい身体づくりを鍼灸で改善していきます。お気軽にお問合せください。

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