当院独自の生理周期別不妊鍼灸
女性の生理周期を28日とした時、約14日を過ぎたころに排卵がおこり後半約14日間にかけて高温期に移行していきますが山村式では4周期目の最後の約1週間を高温後期と定めています。
高温後期は、新たに生理が来る前の週で基礎体温が最も高い期間になります。この期間に受精卵が着床しても黄体ホルモンのプロゲステロンの働きが弱く子宮内膜が不安定な状態で高温期が持続しない場合、受精卵の発育が停止し流産に至ることが少なくありません。
体外受精や顕微受精を行った後にクリニックでは、子宮内の黄体化を強めて受精卵が子宮内膜の侵入を円滑にするためにお薬で黄体ホルモンや卵胞ホルモン補充を行うことはよく見られる治療法です。
高温後期施術の効能
1 高温期施術を強める
2 子宮内膜の血流と黄体化をさらに強めて厚くなった子宮内膜の持続させる
高温後期施術は、受精卵定着に適した子宮環境づくりを目的としています。