２０代のカップルがタイミング法で妊娠する確率は高いです。
これは、比較的性交渉も多く卵子、精子が若く劣化が少ないからです。

クリニックのタイミング指導は、排卵日を予測して性交渉を行いますが、なかなか妊娠に至らないケースが少なくありません。

とくに、３０代～４０代になると卵子の染色体異常や精子の劣化が増えていきタイミング法での妊娠率はさらに下降していきます。

通常、タイミング法で妊娠する確率は年齢によって異なりますが１回で２５％ほどといわれていることからも人はほかの動物と違い妊娠しずらいといえるのです。

それでは、タイミング法で妊娠するにはどうしたらいいのかになります。

排卵日前の数日から排卵日の翌日まで性交渉を行う方法は、出来るだけ多くの精子を子宮内にとどまらせることでその中の受精能力が強い精子の数を増やすことができます。

排卵日に関係なく性交渉を行う。
この方法は、男性側の精子の質を上げる目的になります。近年男性不妊が増えている背景があります。

問題の多くは禁欲期間が長いことがあげられます。精子は生涯作られていきますので禁欲期間が長いと精子自体が酸化を起こし受精能力が弱い精子が貯留されていきます。そのことから、排卵日に関係なく適度な性交渉を行うことで精子の酸化を防ぐことができます。
適度な性交渉から精子を活性化させ排卵日の前日、前々日に性交渉を行います。

シリンジ法
大手通販店で安価で購入できるので性交渉が苦手なカップルにお勧めです。

タイミング法（性交渉）での妊娠率を上げるにはどれだけ多くの性交渉がもてるかがポイントになります。