タイミング法は妊娠しない?

一回の性交渉で精子と卵子が出会い卵管で受精する時間は5~6時間ほどと言われていています。そこで受精がうまくいかないと次の周期に再チャレンジとなるわけです。妊娠を望む10代後半から20代前半の方はほとんどタイミング法で妊娠します。
これは、精子、卵子ともが若くDNAの損傷も少ないからです。ところが30代から40代になると、特に卵子の質は低下してくるため受精しにくくなるので通常のタイミング法で妊娠する確率はあまり高くありません。

ところが、年齢が高めでもクリニックの検査結果で生殖機能に問題がないと言われるカップルも数多にいるわけです。一般的にタイミング法で妊娠を望むカップルは、クリニックで卵胞の大きさをチエックし排卵日を予測して性交渉を行う方法と基礎体温を記録しながら排卵日付近に性交渉を行う二通りの方法がありますが、何回か試しても妊娠しない場合はタイミング法で妊娠することをあきらめてしまう方がほとんどです。

前述しましたが精子と卵子が出会い受精する時間は短く、そこに単調な性交渉ではなかなか着床から妊娠に至るのは難しいと言えます。その点から人は他の動物と違い妊娠しにくい動物と言われる所以なのです。
それでは、比較的年齢が高いカップルがタイミング法で妊娠するにはどのような方法があるのかになります。

◎連続タイミング法・・・排卵日の二日前から始め排卵日と排卵日の翌日まで計4回で行うタイミング法。に4日間の連続の性交渉で多くの精子を子宮内生息させ、その中の強い精子で受精率を上げるタイミング法。

◎ランダムタイミング法・・・3日ごとに射精される精子(射影調整)が最も質がいい精子が作られることから排卵日に関係なく性交渉を行い排卵日前日に性交渉を行うタイミング法。
禁欲が長期に及ぶと精子の質は低下するため適度な性交渉を行い新鮮な精子づくりをすることが目的になります。

◎シリンジ法・・・射精後の精子をスポイドで吸引し子宮内に注入する方法で、さまざまな理由で性交渉が出来ない方に適しています。

比較的年齢が高いカップルは、生殖機能の低下がみられるため性交渉の回数を増やすことが重要なポイントになります。また、女性は元々子宮に種を残す機能が備わっていますので、適度な性交渉を行うことで子宮内が活性化され妊娠に至ることも数多に見られます。

いかがでしたか?

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