卵の質って良くなるの?

卵子の質は生殖医学でNO1の課題であると思います。
しかし、卵子の質とりわけ着床から妊娠、出産まで持続できる卵子とはどんな卵子なのか?

10代後半から20代前半の卵子は染色体の異常がほぼ無いことから赤ちゃんになる確率が高く質のいい卵と言えますが、
35歳を過ぎ高齢期の卵子は全体的に染色体の異常が多くなることからいい質の卵子は少なくなります。

また、卵子は育つ過程できまぐれなので一番大きな主席卵胞が必ずしも質がいい卵子かどうかも分かりません。
体外受精や顕微授精でお薬や注射などの刺激を加えて採卵をしますが、これはなるべく多くの卵子を取ることが目的で、卵巣刺激をしたからといっていい卵子が取れるとは限りません。
ただ、採卵で多くの卵子が取れればその中に質のいい卵子がある可能性もあることから取れた卵子は玉石混淆ということになります。

そこでいい卵子ができないとき何をすればいいかになりますが、卵子は1週間や10日で成熟し排卵するのではなく約6ヶ月かけて卵巣内にある原子卵胞が変化し成熟卵になります。卵子はその約6ヶ月間の生活の中でさまざまな刺激を受けて成長しますので、生活の良し悪しが卵子の質を決めていると考えてもいいわけです。

人の細胞は若返りが出来ませんのが生活の見直し改善することでいい質の卵子が出来る可能性は高くなります。

いい卵子を作るための生活改善策

◎ストレス回避・・・精神的肉体的なストレスが原因で体の中で活性酸素が処理しきれなくなる。体に起こる酸化ストレスは老化を促進させます。就労体制の見直しやパートナーの協力を向上させていきます。

◎食生活改善・・・小麦や砂糖などの糖質の過剰摂取は、体に糖が蓄積され糖化(AGE)が起こり老化を促進させます。卵、豆腐、魚、赤肉などのタンパク食中心の食事にします。

◎運動・・・運動不足は筋力低下と共に血流が悪くなります。軽いウオーキングやストレッチなどの有酸素運動は血流を促進させ卵巣の血液循環を改善します。ます。また、筋トレや水泳などの強いエクセサイズは、卵子悪い影響を与えることがありますので控えます。

◎呼吸法・・・交感神経優位で行われる肩呼吸は、血流が悪くなり冷えの原因にもなります。腹式呼吸を行うことで副交感神経を優位にし血流促進とリラックス感を保つようにします。

◎サプリメント・・・ビタミンDやイノシトールは卵の質を改善すると言われていますが、サプリメント成分と吸収率がその方にマッチしているかで効果は左右されます。

◎ポジティブ思考・・・長期間ネガティブ思考は卵子に悪影響を及ぼします。常に前向きで笑顔の生活は卵子の質を向上させます。

◎睡眠時間・・・7時間以下と長時間の睡眠は、卵の質を下げます。7時間が最も卵の質を良くします。

現代医学をもっても人を若返させることではできません。年齢に応じて卵子の質は確実に悪くなります。卵子の質を少しでも良くするには、日常生活を見直し体質改善をしていくことが重要になります。

いかがでしたか?

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