化学流産

流産の中でも妊娠6週から9週までの初期流産が最も多くみられ
ほとんどは受精卵の染色体の異常が原因で胎児の成長が停止して起こります。
初期流産は流産全体の約8割を占め10人中2人に発症するといわれています。

残念ながら、今の生殖医療を駆使しても染色体の異常を起こした受精卵による
初期流産を予防することはできません。
そこで、受精卵以外の問題で流産のリスクを回避することは可能なのかということになります。

クリニックで妊娠判定が出るとひと安心。
しかし、次にやってくる心配ごとは「流産せず妊娠が継続するだろうか?」と
頭の中がいっぱいになり安定期まで毎日流産の不安にさいなまれます。

そして何か妊娠継続にいい事は無いかと探し回る方も少なくありません。
しかし、この不安が続くことで体の緊張状態が続き
常に自律神経の交感神経が優位になることで
血圧の上昇や血行が悪くなり胎盤から酸素や栄養をもらっている受精卵の発育に影響を及ぼすことがあります。

着床から安定期までの不安やイライラは妊娠判定が出た後に誰でも経験しますから仕方のないことだと思いますが、その小さな命は必死に子宮内に留まろうと頑張っているところに
母体から子宮に伝わるネガティブ思考は受精卵に悪影響を与えます。
これは、ある有名産婦人科医は脳と子宮は連動しているとお話しています。

安定期までさまざまな不安やイライラは募りますが、
将来ご自分の宝物として育っていくかもしれない小さな命には
常に「がんばれ大きくなれ」と話かけてあげる方が
ご自分にとっても小さな命にとってもプラス方向に動いていくと思います。

妊娠判定が出たならば、まずはお腹をこわさない、脚を冷やさないことに心掛けましょう。

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