不妊鍼灸の効果

不妊に効果的といわれる鍼灸もさまざまな理論や手技があります。
大まかに分けて一つ目西洋医学的に卵巣や子宮、その周りにある神経や血管の動きを解剖学や生理学の見地からどの部分が衰えて不妊になるのかを見極めての鍼施術です。
たとえば、骨盤の下にある仙骨の周りには卵巣に関係する神経があります。その部分に鍼灸で刺激を加えて卵巣の機能を上げていく施術があります。

この施術は比較的刺激量が強く鍼自体も長めで太い材質の物を使い、場合によっては鍼先に電気を流すこともあるため施術に痛みを伴うことがありますので、痛みに敏感な方には不向きな施術になります。
また、痛みからくるストレスは体の筋肉に緊張感をもたらすため血流が悪くなることがあるので強い刺激に弱い方には不向きな施術なので注意が必要です。

二つ目は、東洋医学をベースにした体を巡る経絡に点在するツボに鍼で刺激していく経絡施術法になります。
一つ目の施術法と異なる点は鍼先を皮膚面に1mm~2mmほどわずかに刺入する方法でほとんど痛みを伴わないことからストレスフリーの施術といえます。

また、経絡施術は症状にあったツボを選択し穏やかに刺激するため血流や免疫力が徐々に上昇していくところに大きな利点があります。
ただし、女性は生理から高温期と周期がありますから同じ経絡施術でも毎回同じようなツボ刺激では効果は薄れてしまいます。女性の周期に合ったメリハリのある施術を受けることが重要になります。

鍼施術と同様にお灸も不妊には効果があります。鍼灸師が使うお灸は小さく捻ったもぐさを皮膚面に置きもぐさに火をつけて燃焼させ皮膚から体に熱を吸収させる方法です。
ツボにお灸を施すと吸収された熱は、体の深い部分に到達し血流を促進し冷えを改善していきます。お灸を上手く使うことで鍼以上の効果がみられることがあります。

家庭で手ごろに使える台座灸も人気がありたくさんの愛用者がいますが、妊活中のお灸は着床や妊娠継続に影響を及ぼすことがあるので注意が必要な時もあります。

不妊治療は長期に渡ることがあるため、体にいろいろなトラブルが起きやすくなりますが、体に合った鍼灸施術を定期的に行うことで体に起こるマイナス要因が出にくくなるとともに妊娠力が上昇していきます。

いかがでしたか?

不妊症においての鍼灸治療の有効性が研究等で報告されています。不妊クリニックと鍼灸治療を併用される方が増えています。一成堂では受精、着床しやすい身体づくりを鍼灸で改善していきます。お気軽にお問合せください。

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