不妊の原因

現在日本では5組に1カップルが不妊に悩む不妊大国になっています。
よく言われていることは、女性の晩婚化と社会進出で晩婚化や男性の生殖機能の低下が顕著になっているからです。

半世紀ほど前の日本では多くの赤ちゃんが誕生しました。
その理由として
◎若くして結婚・・・卵子の老化がほぼ無い
◎女性は仕事を持たない・・・会社等でのストレスが無い
◎性交渉が多い・・・結婚後は先づ赤ちゃんを授かると言う仕来り
◎大気汚染が少ない・・・さまざまな病気の原因
◎粗食・・・バランスの良い食事
◎歩行数が多い・・・歩くことで血流が促進
◎スマートフォンが無い・・・不必要な情報が無い
などのことから必然的に妊娠率は高くなったと言えます。

過去から鑑みると、不妊の究極の原因は年齢による老化現象と激変した社会、生活環境と言えます。
そして、老化現象で最も着目されるのが「卵子の質の低下」になります。生殖医学でもさまざまな研究がされていますが、未だ卵子の質を上げることはできません。
さらに、年齢が追うごとに生理の回数が増えることで子宮内膜症や子宮筋腫、子宮ポリープなど子宮内の病気のリスクが増える、AMHと言われる卵子残数が減る、妊娠に必要なホルモンが円滑に出なくなり排卵がうまく行われないなど老化を起因とした女性側のマイナス要因と男性の精子の質の低下があいまって不妊を増加させています。

人の妊娠に関しては、未だ未知のことがたくさんあることも不妊の原因で、よくあるのが、夫婦の年齢が若く検査をしてもどこにも異常が見つからないのに妊娠しない、排卵日以外の日にタイミング法で妊娠した、何度となく体外受精を繰り返し諦めた途端に自然妊娠した、40歳半ばを過ぎて自然妊娠したなどエビデンスを覆すようなことがしばしば見られます。
不妊では女性の「卵子の質」が最も重要視されていますが、それとは別に男女の授かることの感性や急速な社会変化が不妊に大きく関与していると思われます。

 

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