赤ちゃんを授かりやすい身体 第一弾

こんにちは! 不妊鍼灸師の金子弘喜です。

初回は 不妊患者さんの共通点のヒントでもある「妊娠しやすい身体」と「妊娠しにくい身体」を理解していただこうと思います。そして、そのための栄養補給についてお伝えします。

先日、当院の顧問ドクターとお話をしましたところ「最近の若い女性はとにかくスタイルを気にしすぎている」傾向にあり、細身を追求するあまり摂食障害になる女性も少なくはありません。

これでは将来自分が授かりたくても思うようにいかないのは目にみえている」とおっしゃっていました。

確かに、顧問ドクターのお話の通り摂食障害を起こせば生理が止まったり仮に妊娠しても
妊娠の持続に支障が出ることがあります。

そもそも女性は男性より脂肪が多いためふっくらした体型になっています。

何故だと思いますか?

これは、実は 妊娠し赤ちゃんを宿すのに適しているからなのです!

それでは、本題に入ります。

赤ちゃんを 妊娠しやすい身体、しにくい身体とは?

私たちが調査した結果によると、BMIが22以上の肥満体になると妊娠しにくくなります。

その理由は、脂肪は冷えやすい性質があるため、体の表面にある余った脂肪は脂肪のマン
トを覆っているのと同じことになり、子宮内が冷たくなり血流も悪くなり、卵巣の機能低下につながります。痩せていても太っていても妊娠には大きな足かせになるのです。

妊娠を望むになら「ややふっくらした体型」を目指すことです。

そこで、妊娠しやすい身体に変化するために炭水化物(糖質)をいかに上手にコントロー
ルするかが大切になります。

日本人は、元々、炭水化物大好きな人種で、炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン、
ミネラルを一日で10単位摂取しているとすると7単位が炭水化物と言われています。

炭水化物はエネルギー源ですがたんぱく質のように体の組織を作るもではありませんか
ら、必要以上に摂取することで必ず太ってしまいます。

また、ビタミンやミネラルは体のなかで合成されませんから野菜などで摂取しますが、今
の野菜は品種改良で含まれる栄養価は過去の野菜より格段に落ちています。

栄養摂取の基本はイメージとして一日10単位を食する中で炭水化物を3~4単位 たん
ぱく質を3~4ビ単位 ビタミン、ミネラルは野菜からあまり取れませんから吸収率のいい良
質な鉄分、ビタミンC、ビタミンDを中心としたサプリを服用されることが望ましいでしょう。

実際に、私の治療院の不妊患者さんも統計をみてみるとやせ過ぎの方が妊娠するとかな
り、つわりがひどくなる傾向が多いデータが出ています。また、肥満している患者さんの妊娠率は低率にあります。

いかがでしたか? 

大丈夫です。今からでも遅くはありません。痩せている、太っているではなくて「ややふっくら」体型を目指しましょうか。

ただ、あまりにもマニアックに食生活を考えると精神的なストレスになりますから、先ほ
どのイメージを思い浮かべながら食事を摂るといいでしょう。

今回はこの辺で。

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