新型肺炎コロナウイルスによる感染症で、今や世界中が大混乱に陥っています。
特に基礎的な病気をお持ちの方やお年寄りが感染すると命取りになりかねません。
そこで、感染症を跳ね返す一つのファクターとして免疫力があげられます。
免疫力が強いということは病気や感染症になりにくいからだで抵抗力あるということです。
では、免疫力を強くするにはどうすればいいでしょうか?
コロナ感染症の爆発でメディアやネットでも盛んに免疫力を上げる食品や健康法が紹介されています。
例えば免疫力を上げるには納豆やうキムチなどの発酵食品がいいと言われると、なんと翌日には
スーパーの棚から発酵食品が消えています。
では、果たして発酵食品をたくさん摂取すると急激に免疫力が上がるのでしょうか?
答えは、ノーです。
からだが備えている免疫力は、そんな簡単なことで急激には上がりません。
免疫は、元々からだに備わった抵抗力ですから生活習慣で上げていくことが最も重要になります。
ある学校の先生のお話になりますが、この方は東北の過疎地で産まれました。
小学校の頃から極寒の中、祖父の手伝いで薪を両腕に抱え山を何往復もする生活をしていました。
食事も60年も前ですから粗食で今のように飽食ではありませんでした。
そんな生活を送っていることでからだはどんどん丈夫になり抵抗力も強くなるため病気をほとんどしませんでした。
この方は今、学校のトップで激務にもかかわらず病気ひとつしません。
こういうからだがほんとうに免疫力が高いということなのです。
つまり幼少の頃からいい意味でからだを使うことやグルメでないことの方が確実に免疫力は高くなるということなのです。
でも、今から幼少に戻ることはできませんから、できることから始めることです。
体温が1度下がると免疫力は30%ほど落ちることが分かっています。
お年寄りが病気になりやすくなるのは、老化現象と低体温による免疫力の低下によるものです。
特に女性の冷え性は抵抗力が弱く病気がちになる方が多くいます。
このことを鑑みても少しずつ体温を上げる努力が免疫力を活性化させるカギになるのです。
体温を上げるには、腹巻?レッグウォーマー?○✕蒸し?答えはノーです。
人のからだは一定の温度で保たれていますから外からどんなに熱を加えても体温は上がりません。
外から熱を加え過ぎたら熱中症になって死んでしまいます。
からだの外側ではなく内側から熱を産生させることで、少しずつ体温を上げることが最も効果的で
持続性があるのです。
それには、からだの中で一番大きい筋肉、特に太ももとふくらはぎの筋肉にジョギングや軽いランニング
などで刺激を加えこれらの筋肉量を少しずつ多くすることで、からだの内側から熱量が増え体温上昇につながります。
それに加え食事を和食中心にして良質なビタミンミネラルを豊富摂ることが体温上昇とともに免疫力アップになります。
コロナ騒ぎであれがいい、これが効くなんて様々な健康食品や健康法が飛び交っていますが、今のところそんな効果的な
ものはありません。
それは、WHOでもはっきり提言しています。
元から体質的に免疫力が強い人もいますが、楽をして免疫力を上げることはまず無理です。
過去の歴史から人類は感染症との闘いでした。コロナ感染症もいずれかは必ず終息します。
しかし、新たな菌やウイルスが現れ人類の脅威になるリスクは常に考えておかなければなりません。
それには、普段からご自分の免疫力がどれくらいなのか?生活全般を見直すいいチャンスなのです。
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